チイチイ旅行に行く

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円香は更に身を乗り出す。 「ナリ坊さんっ貴女自身気がついて無いかも知れないけど貴女には大きな潜在能力があるわ!私と手を組みましょうよ!」 そしてこう言うのだ。 「うーんでも私は……」 ナリ坊は答えに迷う。 「ナリ坊さんっ今は稼げてますか?稼げてますか?」 円香は言う。 ナリ坊はハッとした。 実はあんまり稼げてなかった。 銀行通帳の中は40万円程しか無くお金を切り崩して過ごさないといけない。 好きなゲームも買えないし車も売ってしまった。 チイチイにも「これ以上ガチャとかにお金かけたらあかん」と注意された。 「そういえばあんまりない…」 ナリ坊は声を落とした。 「そうでしょうそうでしょう?私は貴女の隠された能力や魅力を引き出せるわ!そしてそしてチイチイにも負けない名声と富を手に入れる事が出来るわ!」 と円香は更に力説。 「そうかな?」 「そうですよ!貴女は潜在能力はとても高いのにこの場で燻ってる貴女が見ていられなくて貴女をここに誘ったの!そしてそして、とても優れた師匠が私にはいるの!その人に会ってみましょうよ!」 円香は言った。
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