千二百デニールの壁

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 右手を前に出すと、手のひらの形にニョイン。  左足を蹴り上げると、その動きに合わせて、びよよん。  そんな調子で、独り楽しく盛り上がっていると、ガチャリとドアの開く音がした。 ——妹だった。
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