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3.勇者、はたらく。
「うあっ…!?どこだ、ココは…」
平和(フリーデン)に住んでいた人々から『勇者』と呼ばれた青年、カルト・サーヴァは目を覚ました。
固い土の地面に倒れて気を失っていたことを確認し、身を起こす。
「…俺は…魔王と戦って…死んだハズじゃ…魔王は、どうして…」
かなり暗いのを見ると、夜らしい。意識が完全に覚醒し、周りを見ると。
「うわっ!?」
二人、横たわっている。
「…お、おい、しっかり!」
無我夢中で俺の真横にいた人を起こしてみる。
「う…ぁ…」
「…おま…ソルト…」
目を開き、露わになった蒼い瞳は、かつて親友だった少年の名を思い起こした。
「…?ゆ、勇者様っ…!!」
ソルトは目を見開き、周りを見渡した。
「こ、これは一体…?…僕たちは死んだ…のでは無かったのですか?」
「ソルト、もう敬語は良い。勇者様呼びも止めてくれ」
「?わ、分かった…」
「所詮、魔王に敗れ…役目を果たせなかった落武者だ」
「いや、それは、違うだろ。カルトはあんなにやったんだ。それでも…それでも、敵わなかったんだろ。仕方がないとしか…言いようが無いじゃないか」
「…そうだな。ありがとう、俺にズバズバ意見を言ってくれるのがソルトぐらいしかいないんだ、助かるよ」
「オレのこの性格を褒めてくれるのもカルトしかいない。ありがとう」
俺は無言で微笑み、ソルトの肩を軽く叩く。
「この横に倒れてんの、ナナじゃね?」
「…わ、そうだな」
また一人の幼馴染、ナナを揺する。
「ゆ、勇者様…ここは一体…?」
口を開けば勇者様、と。…そもそも俺は勇者なんかじゃない。周りより少し剣が使えて、少し魔法が上手かっただけだ。すぐ感情的になってしまうし、頭の回転も遅い。合わないんだよ、『勇者』という称号には。
「…もうカルトのことを勇者様と崇めるのは止めてやろう」
するとソルトが思いがけない発言をした。
「…ん、分かった」
色々と察したのか、あっさり受け入れるナナ。
「ねぇ、話は変わるけどさ、此処は…一体どこなんだろう?」
ナナが皆の疑問を告げる。
「…そうだな」
改めて問題を意識し、気が重くなった。俺たちは、柵のようなもので囲まれたところにいる。誰かの敷地なのだろうか。
「此処は…」
ソルトが口を開く。
「分かるのか?ソルト。聞かせてくれ」
「恐らくだが、此処は、平和(フリーデン)じゃない。何故なら、こんな頑丈なものを作る技術と材料は、平和(フリーデン)には無いからだ」
ソルトはそう言いながら、近くに立っていた、灰色の柱のような物に触れた。
「そこで考えたんだ。オレたちは…転生したんじゃないか。平和(フリーデン)は…滅亡したんじゃないか」
「…そんな無茶苦茶な…」
奇想天外な話に、思わず本音が漏れる。
「…確かに、そんなファンタスティックなこと起こるわけない。でも、否定できる材料は何処にも無い。『そんなことあり得ない』っていうのは、私たちの感想…先入観ってヤツだし。それに、今の材料だと…それ以外に考えられない」
ナナはそんな奇想天外な話を冷静に分析し、受け入れた。ずっと思っていたことだが、感情的になりやすい俺なんかより、ナナなんかが勇者になった方がずっと良い。
「そうだよ。それ以外、考えられないじゃない」
「…受け容れるしか無いんだよ、カルト」
必死に説得してくる。
「…分かった。ひとまず、『俺たちは転生した』という前提で話を進めよう。次に…魔王がどうなったか、について話す」
「魔王と戦っていたのはカルトだもんな。よろしく頼む」
「信じられないかもしれないが…。俺が最期に見たのは…魔王が自決している所だ。間違いない、この目で…見た」
沈黙。
「どういうことだ?」
「魔王が…自害した?ど、どうして?」
「…分からない」
「カルトが既に致命傷を与えていて…苦しんで死ぬより、自殺を選んだ、とか…」
「いや、それはない。俺は…大敗したから」
「んぇ、カルトが大敗…!?」
「そ…そんなに魔王は強かったのか?」
「…情け無い話だが。どちらにハンディがあった訳でもなく、純粋な力の差だった。ヒト族のはずなのに、あれ程の力を手に入れているなんて…」
「それも、16歳…カルトやオレ等と同い年なんだろ?」
「そう。ちなみに名前は、ノヴァ・ストラというらしい」
「ノヴァ…か。そんな力を持ったヤツが、自害…」
「っていうか、ソイツも…ノヴァも、この世界に転生してる、かも…」
ナナがそんなことを呟いた。
「あぁ…俺たちがこの世界に転生している。ということは、魔王も転生していたって…おかしくはない」
すると突然、ひときわ目立つ、低く、この世の恐怖全てを煮詰めたかのような声が聴こえた。
「どうして?」
と。
「なんで、なんでよ。どうして?なんで魔王がまだ生きてるの。ねぇ、なんでなの?」
どこか不気味な雰囲気を漂わせる、幼い子どもだ。…おかしい。此処には僕とソルト、ナナしか居なかった筈だ。
「お前は…」
「今、僕等がいる世界で、あの魔王がのうのうと生きてるんだよ?どうしてみんなそんな平気な顔をしていられるの」
「っ…!?」
その少年の目に、光は無かった。その少年の目には、暗く、黒く、どこまでも深い憎悪の炎が燃えたぎっていた。
「なんで?」
その声と目は、あの感情を思い出させるのには、十分すぎた。
「な、な、何だ?コレは…」
「…あつい…」
「何、何っ…?…血…??」
過度の息切れ。激しい運動なんてしていないのに。
体の熱さ。今、熱を計れば軽く40℃は超えるだろう。
目から流れ、手に滴る血。
全てにおいて、原因は不明。
そして何より。
「何だ…この、胸の…おく、奥深くで燃えたぎるような…コレは…?」
「…それ、『憎悪』って云うんだよ」
少年が耳元で囁いた。
「ゾウオ…?な、何言ってんだ、お前…」
「『思い出した』よね。これで」
「…?」
少年は、黒いもやのようなものを纏ったかと思うと、姿を消した。
「そ、ソルト…何だ、コレは……」
「分からない…と、とにかくっ、落ち着くんだ、深呼吸…」
深く吸ってはしっかり吐いて、を何度か繰り返す。
「ふぅ…。何となく、落ち着いた気がする」
「今のちびっ子は一体、何者なんだ…」
「ゾウオ…って、言ってたよね。…私、知ってるかも、しれない」
ナナがそんなことを口にした。
「知ってるのか、ナナ?教えてくれ、コレがゾウオ…なのか?」
ナナはこくりと息を呑むと。
「本で見たことがある…コレは…人を、憎む心。私たちが抱くことのない、よく分からない感情のハズ…だった」
そう、告げた。俺とソルトもまた、ごくりと息を呑んだ。
「人を…憎む心、か…憎悪…」
不思議と、すんなり受け入れることが出来た。ソルトもそんな様子だ。
「アレを、思い出した」
ソルトがぽつりと。アレを。語りだした。
「皆、泣いて、悲鳴を上げて、畏怖して、死んだ。皆、苦しんだ。魔王は、オレたち皆を絶望させて、殺した。オレは、畑にいた。突然、地面がひび割れ出して…でっかい地震が起こったのかと思って、家に走った。そしたら…あのザマだった」
ソルトは奥歯をギリギリギリギリ鳴らしながら。
「母さんが………訳の分からない、異物になって、死んでいた」
胸が、ひどく締め付けられる。
「…どうしてだ?どうして、どうして母さんが…死ななくちゃならなかったんだ?母さんも、皆も、頑張って生きてただけなのに。どうしてだ?…なんで、どうして。なんで、どうして…」
瞳の奥に光の見えない感じがあの少年と似ていて、どこか不気味さを感じる。
「お、落ち着けよ、ソルト…」
「そうだよ、何かヘンだよ?落ち着いてって言ったのはソルトじゃない」
「あ、ああ…そうだな…。ごめん、何かおかしくなってた」
「ううん、正気に戻ってくれて良かった。私だって…アレを思い出すだけで…っっ!と、とにかく…やめやめ。これからの方針を考えないとね!」
「…ごめん、オレは…」
「魔王を…ノヴァを探す、でしょ?」
ナナがソルトの顔を覗き込んだ。
「っ…」
「私も行く。魔法も剣術もヘタっぴだから足手まといにしかなれないかもしれないけど…それでも…ついて行く!」
「俺も行くよ」
「お、おま、カルト正気か!?一度負けた相手だろ…?トラウマとか、その…」
ソルトなりに気遣ってくれているようだ。
「…一度負けた相手だからこそ、アツくなんだろ?」
「ちょ、カルト…何ちょっとカッコイイこと言っちゃってんの」
ナナが引き気味にツッコんでくる。ここは華麗にスルーが正解な気がする。
「…ありがとうな、カルト」
「いや、俺の意思で決めたことだ。お礼を言われる筋合いは無いさ」
「うっわ、また…」
無理だわ。スルー出来んわ。無理だわ(2回目)。
「ナナ、さっきからうるさい」
「だっていきなり変なこと言うんだもん。ビビるわ」
「変で悪かったな!」
変、だと…!?そんなこと言わなくても!!
「ナナ、そのくらいにしとけよ。カルトがダメージ受けてる」
どうやらまる分かりだったらしい。
「分かってるよ〜。もー、昔っからガラスメンタルなんだからぁ〜」
全く懲りず、さらにいじってくるナナ。
「ガラスメンタルで悪かったな!!」
「ナナ」
「ごめんって」
何故かソルトに謝るナナ。え…俺は??
「とりあえず、ここを脱出しようぜ」
「まぁ、ここがどこなのか分からないんだがな」
「あっ…ねえ見て二人共!あそこ!外…かな?に出られるかもっ!」
ナナが指さした方に目を向けると、柵のようなものに一箇所、穴が空いているのが分かった。
「とりあえず、あそこから出てみようか」
「そうだな」
俺たちは、その穴から柵の向こうに出た。
そして、目を疑った。
「うっ……!?」
「な、何っ………?」
「まぶしっ……!」
いろいろな色の光…が俺たちを襲った。
「…今って…夜、だよな?」
「う、うん。だって、空は暗いもん」
「じゃあ、何でこんなに明るいんだよ!?」
「わかんない…」
夜なのに明るい…!?一体、どうなってるんだっ…?
「灰色の柱がたくさんあるぞ!」
「これの先端から、光が…」
「どういうこと?こんな魔道具、知らない…」
俺たちが困惑しているところに、声を掛ける男がいた。
「よぉ、お前ら、何か困ってんのか?」
頭に白い布を巻いた中年男性。
「え?あ…えっと、ここは、どこなんでしょうか…?」
戸惑いつつも、心配してくれているらしいので、場所を尋ねてみる。
「ど、どこって…に、日本だよ。東京。千代田区だ」
その男性は、困惑しながらも、当たり前かのように言った。
「に、ニホン…という、世界ですか?」
「さっきから何言ってんだい兄ちゃん…?地球だよ!日本は国の一つだ!さらに言えば、地球も宇宙にある数え切れない星の中の一つだよ!!」
「そ、そうなんですか…………」
「なるほど…」
俺は言葉を返すことしか出来なかったが、ナナはなんとなく理解したようだ。後で教えてもらおう。
「…?ここは天界なのか?」
ソルトは変わらず脳筋であった。さっきは『ここは別の世界だ』と語っていたし、現にここは平和(フリーデン)ではないようだが、やはりたまたまだったのか。
「はぁ?天界ぃ?…はははっ、おもしれぇなぁ、兄ちゃん!!」
「うわっ」
男性は豪快に笑うと、ソルトの首に腕を回し、自分の元に寄せた。
「アンタら、どこら辺に住んでるんだ?これも何かの縁だ、また会いてぇと思ってな」
住んでいる場所っ…!?
「あ、えっと、お恥ずかしながら、私たち…今、家が無くて、路頭に迷っていまして…」
「そうなのか!?」
ナナは変わらず天才であった。
「そ、そうなんです俺たち、住むところが無くて…」
何とかナナに合わせる。
「?何言ってんd」
「「ソルトは黙って」」
完全にハモった。
「は?なんでだよ!?」
「ついていけないならせめて黙ってろ!」
そんなしょうもない会話をしていると、視線を上にやって考え込んでいた男性が口を開いた。
「んー、アンタらが良ければなんだが、俺の元に住むか?」
「はっ…今なんて…!?」
「いや、だから、俺のとこに、住むかって」
い、良いのか?俺としてはめちゃめちゃお言葉に甘えたいが、良いのか!?
ナナに視線を送ると、少し考える仕草を見せ、こくりと頷く。
「!じゃぁ…お言葉に甘えても…」
「おぅ!俺はな、筑紫野生(つくしのぶお)ってんだ!野生で良いぞ!よろしくな!」
「俺は…」
名乗ろうとすると、ナナに軽く袖を引っ張られた。
「この世界、家名が先に来るんだと思う。あと、魔王がこの世界に居るんだとしたら、とりあえず偽名を名乗っておいた方が良い」
と、ヒソヒソ言われた。なるほど。
「え、えっと、俺は…あー…」
「ツクバアオイ、とか」
名乗る名前に困っていると、またもナナからアドバイスを受ける。
「つ、ツクバアオイです!」
「アオイか!嬢ちゃんは?」
「あ、私は…ツグナズナです!」
「ナズナな!最後に、お前は?」
「っあ?オレ?っあー…」
ソルト、やはり無理か…。
「えっと、コイツは、ツキノアオっていうんです!!」
ナナ、めっちゃナイス。
「そ、そうっす!アオ!」
ソルトも、合わせることは覚えたらしい。
「そうか!アオっちゅうんかお前は!3人共、よろしくな!」
「は、はい!よろしくお願いします!」
もう、全部ナナに任せていれば何とかなる気がした。
「あんなー、俺ん家はな、ラーメン屋やってんだ!だからな、住ませる代わり…といっちゃ難だが、少しばかり手伝ってくんねぇか?」
らーめんや………?
「はい!分かりました!」
ナナは欠片も戸惑いを見せることなく対応してみせた。
「………?」
ソルトは最後まで理解できなかったようだ。
◇❖◇
俺たちはノブオに連れられ、経営しているというらーめん屋に来た。
「ここが俺の経営しているラーメン屋だ!」
中に入ると、油っぽい匂いと共に、客らしき人たちのガヤガヤと騒ぐ声がした。
「ホラ、ここに座れ!」
「あ、ありがとうございます…」
テーブル席に座る。
「お、おぉ…」
平和(フリーデン)では見たことのない光景に驚いていると、ノブオが言った。
「そうだ、一杯食わせてやんよ!腕よりをかけて作ってやる!」
食べさせてくれるのか!?ナナを見ると、首を軽く横に振られた。
「あ、嬉しいんですけど…私たち、お金がないので…」
そうだ。俺たち今何もないんだ。
「そんなこたわかってらぁ!だから食わせてやるっつってんだ!」
今更だがノブオは話し方が独特だな。
「ホントかノブオ!?」
一番お腹が空いているのであろうソルトが目を輝かせた。
「おぉアオ!お前さんは遠慮ナシでええなぁ!」
「褒めてんのか、それ?」
「そりゃあ褒めとるに決まっちょるやろ」
ノブオはそう言うと、台所のような(台所なのだろう)ところに入っていった。
作ってくれているのだろう、しばらく待っていると、嗅いだことのない、美味しそうな匂いが漂ってきた。
「うわぁ…すごいいい匂い…」
「うまそーだな!」
それからさらにもう少し待っていると、ノブオが俺たちのテーブルに、三杯の器を置いた。その中を覗き込んだ俺たちは、驚愕する。
「わっ…」
「熱そうだな」
「うっまそぉー!!」
「だろだろ?この辺でも結構評判なんだぜ??」
見るからに熱そうなスープに、麺が入っている。食欲をそそる香りだ。
「こ、コレ一杯まるごと食っていいのか?」
ソルトが興奮気味にノブオに聞いた。
「もちろんだ!」
すると、ノブオが俺たち三人の目の前に、二本の木の棒を置いた。
「ほらよ、割り箸」
「はぁ?」
「ん?どうした?」
「ちょっとカルトっ…」
思わず素っ頓狂な声を出してしまい、ナナに止められる。
「な、ナナ、ワリバシって何だ?」
すると、ナナはノブオに言った。
「…あの、私たち…しばらくご飯もまともに食べてなかったから、食器の使い方も忘れてしまって…」
「む!?そうなのか!?」
ナナはコレが食器だと理解したらしい。
やはり頭の回転が速い。
「…?」
ソルトは全く理解出来ていない。わかっていたことだが。
俺たちはノブオに箸と呼ばれる食器の使い方を教えてもらい、なんとか二本を動かせるようになった。
「…おぉ…結構難しいな…」
「形になってたらいーんだよ!ホラ、冷めるから早く食え!」
「い、いただきます…」
拙い箸使いで麺を数本掴み、口に運び、咀嚼。
「んっ…!?」
これはっ!!
「「「美味いっっっ…!!!」」」
三人でハモった。
それからはもう三人無言でひたすら食べた。そしてほぼ同時に食べ終わると、全員で顔を見合わせる。
「何だ、コレは…!?」
「こんなに柔らかくて味が染み込んでる麺、初めて食べたんだけど…!?」
「なんか、なんか…クッソ美味かった!!」
「スープがめちゃくちゃ濃厚で、なんか、なんか…満足感がすごいんだが!?」
口々に食レポ。
「そーかそーか!そんなに美味かったかー!やっぱ嬉しいなぁ!美味いって言われんのは!」
「どうやって作ってるんですか、コレ!?」
ナナがかなり興奮気味に聞いた。
「お、おぅ…。そ、そうだ、良かったら俺の店をちょいと手伝ってくれんか?ありがてぇことに繁盛してるんだが、どうにも人手不足でなぁ…人雇おうと思っても、面接とかする時間もねぇし、困ってたんだ。どうだ?」
このラーメン屋の手伝いをしてくれないかと申し出てきた。俺としては全然構わないが…ナナはどう考えているのだろうか。
「是非ぃ!!」
ナナにしては珍しく考える仕草もなしに、ノンストップで答えた。
「オレもだ!」
「うん、俺も構わない」
「ありがてぇ!決まりだな!これからよろしくな、ナズナ、アオイ、それにアオ!」
「はい、よろしくお願いします!」
ナナがノブオと手を取り合った。
なんとか衣食住を確保することに成功した。最終目標は─────魔王、ノヴァへの復讐。
それを果たせるなら、俺たちは何だってする。心の底から後悔させて、心も体もぐちゃぐちゃにして殺してやる。強くなるんだ。
そう誓った今日だった。
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