舞台の上で繋がる心

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そして、彼の手を握り返し、 「幸也、ありがとう。僕もずっと君のことが好きだった。一緒にいたい。」 二人は幸せな笑顔で抱き合い、舞台の上で幸福な未来への一歩を踏み出した。 その瞬間、舞台は拍手喝采で包み込まれる。 どうやら、観客はこれも劇の一部だと思ったらしい。 すべてを知っているのは僕ら二人だけ。 「悠斗」 「幸也」 お互いに名前を呼び合い、見つめ合うとスポットライトに照らされながら口づけをした。 そして、彼らの恋は、絆と愛情によって結ばれ、永遠の幸せへと続いていった。 End.
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