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プロローグ
「なぜ、こんなことに……」
私は疲労と睡魔と空腹で限界が来ていた。この暗闇の中で怯えながら過ごしている。光が射すこともないこの部屋で微かな音を聞いている。私はその音から逃げることだけを考えた。しかし、その逃げるという行動はけっして終わることがないように感じる。どうすれば助かるのかそれも分からない。私はただこの暗い部屋に閉じ込められたままだ。
「もう疲れたわ。眠いし……それにお腹が空いてたまらない……」
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