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代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
（うらのしまかいむ）
「かたいぞ…もう少し
リラックスするといい。」
わたしは、深呼吸した。
わたし
竜宮 七海
（りゅうぐうななみ）
「は、はい…」
そっと、社長の手が離れ
エレベーターは1階につき
開くボタンを長押しし
社長がおりるのを待って
自分も、後からおり
社長の背後についていき
会社を出たところで、社長は振り向いた。
代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
（うらのしまかいむ）
「隣に並んでくれても良いのだが？」
…！
わたし
竜宮 七海
（りゅうぐうななみ）
「ぁ、はい！」
わたしは、小走りで社長の隣に並ぶ。
代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
（うらのしまかいむ）
「ふむ…私が怖いか？」
わたしは首を左右にふる。
わたし
竜宮 七海
（りゅうぐうななみ）
「いや、そんな事無いですよっ」
社長と駐車場を歩く…
代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
（うらのしまかいむ）
「やはり、親睦を深めねばな…」
奥の方に停まっているピカピカの白い車
その助手席のドアを社長が開けてくれて。
わたし
竜宮 七海
（りゅうぐうななみ）
「ありがとうございます。」
一礼しながら乗り込み、ドアを閉めてくれた。
シートベルトを締めてすぐ。
社長も運転席に乗り込んで
シートベルトを、締めた。
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