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代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
(うらのしまかいむ)
「白は純真無垢、ふむ…なるほど…」
な、なんか…呟いてる。
わたし
竜宮 七海
(りゅうぐうななみ)
「…?」
浦ノ島社長の目付きが
少しだけ、柔らかくなったような?
代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
(うらのしまかいむ)
「よろしい、これで面接は終了だ…
結果は、今日中…夕方頃に電話で伝えよう。
人事部長からもらった、君の履歴書に書いてある
電話番号、ここにかけさせてもらう。
人事部長からの電話なら不採用
私からの電話なら合格だ…
それだけ、伝えておく。」
わたしは、椅子からゆっくり立ち上がり
45℃のお辞儀をしたあと、ドアの前で振り向く。
わたし
竜宮 七海
(りゅうぐうななみ)
「ありがとうございました!」
わたしは社長室から、そっと出て
そのあとは会社を出た。
駅から少しだけ離れた
住宅街にある、8階建てマンション
ここの、8階…かどっこに
わたしの部屋がある。
エレベーターに乗って
最上階に向かい、かどっこまで歩いていく。
駅まで行って、そこから
ビル街に行かないといけないけど…
徒歩で行ける距離だから、ほんと助かる。
もうすぐ、夕方かあ…
"トゥルトゥルゥルリンリン♪"
ぁ!スマホが鳴ってる!
スマホの画面には、night loveと表示されていて
わたしは、すぐに電話に出た!
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