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代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
(うらのしまかいむ)
「その体勢では疲れるだろう?
私の隣に、座ると良い…」
わたしは、そっと立ち上がり、感謝しつつ
その隣に座らせていただいたんだけど
心なしか、距離が…近いような…//
わたし
竜宮 七海
(りゅうぐうななみ)
「ぁ、えと…
よ、よろしくお願いします!」
社長は目を細める。
代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
(うらのしまかいむ)
「頬が、少しだけ
紅くなったか…ふむ、良い反応だ…」
わたしは、首を傾げる…
わたし
竜宮 七海
(りゅうぐうななみ)
「ぇと…あ、ぁの…?」
浦ノ島社長に、じっと見つめられてる//
代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
(うらのしまかいむ)
「…よし、では説明するぞ。
昨日も電話で少しだけ説明したが
出勤日は私に合わせて、月、火、金だ。
今日が火曜だな、そうなると…明日は?」
真顔で訊ねられ、ドキッとする。
わたし
竜宮 七海
(りゅうぐうななみ)
「は、はい!水曜日なので
お、お休みです!」
浦ノ島社長は頷いた。
代表取締役兼オーナー社長
浦ノ島 海霧
(うらのしまかいむ)
「よろしい…出勤時間は
8時~17時、うちの会社は残業しない。
よって…17時以降は、仕事の途中でも
社員全員に帰ってもらっている。
もちろん、仕事を持ち帰るのも禁止だ…
次の日も他の社員には、気持ちよく元気良く
出勤してもらわないと、困るからな。」
わたしは、頷きながら一応、メモをとっていく。
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