ぼくの歌
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ぼくの歌
「あの〜空〜の〜雲〜を〜抱きしめるぜ〜。俺の夢はでっかいぜ」 ユウは歌うことが好きで、不登校ながら家でずっと歌を歌っていた。 自作のようだ。 父は母に小さな声でうるさいなとつぶやく。 ユウは知らぬ顔で、「あの日の夕暮れを〜ぼくは忘れない。お金で買えない君の笑顔が見られたから」 ユウは四六時中自作の歌を歌っていた。 了
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