1人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
「やあやあ、猫さん。旅の調子はどうだい?」
「最高さ」
優雅に歌ってやると、犬は首を傾げる。
「おやおや猫さん。あんまり調子はよくないようだよ? それならばこの子を連れていきなよ」
そうして現れたのは魚。
「おっ、いいねー」
猫はパタパタしてる魚のしっぽをつかんで明るく歌う。心が弾むと歌も弾む。ついでに魚も弾んでる。
「仲間ができてよかったね、じゃあね」
犬が去っていった。魚はパタつく。
「食べられるよ、助けてー!」
最初のコメントを投稿しよう!