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「ギルドは簡単にいうと仕事を請け負ってるとこ。
ここに登録すれば仕事を得れる。
仕事も沢山種類があるのよ」
女性は簡単にギルドの説明をしてくれた。
「そうなんですね」
何となく王女はギルドについて理解した。
「あたしも一応ギルド員なの。
ギルドは便利よ。
身分なんて関係ないの。
ただただ仕事をこなすだけだかね」
まるで王女にギルドを勧めるかのように女性は話す。
「それ、僕もなれます?」
女性の話に興味を持った王女は尋ねた。
「ギルド行ってみる?」
興味津々の王女を女性は誘う。
「え?
いいんですか?」
いきなりの誘いに王女は戸惑う。
「私もちょうど行くとこだったのよ」
そう言って女性は優しく笑った。
「ありがとうございます」
女性の優しさに王女はお礼を言った。
「……何かわけありみたいだしね」
ギルドに興味を持ったり明らかに自分の服じゃない服を来ている王女に女性は違和感を感じていた。
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