☆ギルドに行こう。

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「んー、二人は知り合いだから任せた。 私は会合があるから行く!」 二人のやり取りを見てギルドマスターは安心したようだ。 「はい! ありがとうございました」 王女は深々とギルドマスターに頭を下げた。 手を振りながらギルドマスターは去って行った。 「くぅ、ギルドマスターと話せるなんてラッキーだ」 ギルドマスターが去った後、男は嬉しさを噛み締めている。 「そうなんですか?」 あまりにも嬉しそうにしている男を王女は不思議そうに見ている。 「ああ! 雲の上の方だからな~」 男は更に目を輝かせる。 「雲の上……」 王女も雲の上を想像するが男とは違う雲の上を想像していた。 「まさか変な想像していないだろうな……」 王女の顔を見て男は言う。 「ジャングル?」 王女は何もなかったかのように書類に目を移した。
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