☆ギルドに行こう。

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「うぐっ!」 再度首を絞められるなんて思ってなかった男はまた小さく呻いた。 「す、すみません」 王女は慌てて手を離し謝った。 「一々、怖いな。 首絞めやめぃ」 二回目の首絞めに男は少しびびっている。 完全にデジャブである。 「僕の性別……」 王女は上目遣いで男を見る。 「わかったよ。 だからわざわざ変装して僕って言ってたのか……」 腕組みをして男は何か考え込んでいる。 「すみません」 考え込む男を見て王女は気まずそうに謝った。 「……謝ることはないさ。 まあ、ここでの身分なんて正直どうでもいいからな。 仕事さえすればいいしな」 そう言って男は王女の頭を優しく撫でた。 「それは私の言う事……」 仕事をとられ受付の男は不機嫌そうにしている。 「あ、わりぃ」 またもや男は受付の男に平謝りした。
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