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「我々からしたら願ったり叶ったりです」
ギルドはギルド員がいてなんぼ。
受付の男は手を合わせ感謝する。
「(お父様……)」
王女は父の話を聞いて父がいかに偉大であるか改めて痛感した。
「登録終わりましたからどうぞ箱を開けて下さい」
ギルド員の証であるバッジを王女に手渡して受付の男は宝箱を指差した。
「は、はい!」
高鳴る鼓動に気を取られつつも王女は宝箱に手をかけた。
パカッ
金色の光が現れ王女は一瞬にして光に包まれた。
「きゃっ!」
思いもよらない出来事に王女は目を瞑った。
「いい忘れてましたが自動装備システム搭載です」
光に包まれる王女に受付の男は冷静に説明した。
「早く言ってやれよ。
びびってるじゃないか」
光の中から出てきたを男は心配そうに見ている。
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