☆腹が減っては戦ができぬ

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「あの、これから僕らはどうしたらいいのでしょうか?」 話を切り替えるかのようにエイトは話し出す。 「ん~。 1つ案があるんだが……」 口をぬぐいながらディナトは言う。 「ホントですか!」 ディナトの言葉にエイトは歓喜をあげる。 「あまり気乗りしなくてね……」 ディナトは面倒臭そうに頭をかいた。 「でも他に案がないんですよ。 ここで詰むよりはマシです」 目をギラギラと輝かせながらエイトは言う。 「強引なお坊っちゃまだな」 エイトの目力にディナトは負けそうになるのをぐっと堪えた。 「す、すみません」 ハッと我に返りエイトは冷静になる。 「エイトがそこまで言うなら。 後悔しても俺は知らないからな」 ディナトは大きなため息をついた。 「後悔ですか?」 気乗りしないディナトをエイトは少し心配そうに見ている。
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