もう一度願えられるなら

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もう一度願えられるなら

1時間目の授業の終わりの休み時間、月陽は七夕祭りの頃について心太から話されていた。 心太「月陽、本当にテストで良い点だったのはともかく、あの時の短冊の願いは偶然だと俺は思うんだけどな。」 月陽「へ…そ、それは…」 心太「お前が小学校の頃、算数は簡単な計算問題しか出来なかっただろ。かけ算とわり算が混ざった計算、まだ覚えられてないし…」 2人の話しに瑞穂と初名が入って来る。 初名「おまたせ。黒板きれいにしてたらもう3分前になっちゃった。」 瑞穂「初名ちゃんだけで大変だから私も手伝ったよ。」
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