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いろいろな短冊をながめていると、月陽が薄いビニールの透明な束みたいなものを目にする。
月陽「あれ、何だろう。これも短冊?」
月陽がそれに手を差し出すとフードの人が注目した。
猫のフードの人「これはお目が高い。
それは願いを現実にする短冊。これに書いた願いごとは必ず本当になるの。」
月陽「へ、それって書いたことが本物みたいに願いが叶うってことなの?」
瑞穂「何でもって、何を書いてもいいの?」
初名「…けど、ちょっと怖いかもしれないけど、本当になったらうれしいかな?」
3人が透明な短冊のことを話している中、心太は後ろから聞いている。
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