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悩んでるなら 俺に聞きにくればいいのに…… どうせ 蜜羽のことだから 俺に迷惑かけたくないとか そんなくだらない理由だろうけど 「ありがとう、ちょっと見に行ってみるよ」 「あ、主任!」 「ん?」 「藤井ちゃんのことよろしくお願いしますよ?」 「……言われなくても」 久々に俺が 本気で惚れた女だ。 こんなにも 一緒にいて面白いやつ そう簡単に逃す気はないし 今まで以上に蜜羽のことを大事にしてるつもりだ。 「花田さんも、藤井さんに何かあったら逐一俺に報告してくださいね?」 「賄賂は?」 「花田さんの仕事次第ですかね」 そう言いながら俺は お決まりの営業スマイルを浮かべ部署を出た。   .
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