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ふと 目を開けると いつもと違って 余裕のない主任の顔にきゅんとした。 まるで 私の全てを食べ尽くす勢いの 主任の姿にたまらなく愛おしさを感じる。 こんなにも私は主任に 愛され求められているんだと思い 嬉しくなった反面 こんなにも不安にさせてしまったんだと申し訳なくも思う。 「……好きです……」 「……ばか、煽んなよ。とまらなくなるだろ」 主任に冷たい 態度をされただけで すごく悲しくて不安で耐えれなかった。 だから きっと主任は 私以上に不安だと思うから 少しでも彼の不安を取り除きたくて キスの合間に私の気持ちを伝えれば フッ小さく笑みを浮かべそう言った主任は再びキスを再開した。 ……好き。 ……大好き。 .
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