III
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* 「ねぇ、良かったの〜?」 帰り道。有紗は私を追いかける。 「良いんだよ。私、珍しいものが食べたかっただけだから」 結婚や異性との交際に明確に嫌悪感を抱き始めたのはいつからだっただろう。 周囲から聞こえる結婚の失敗談や子育ての愚痴が。SNSで流れて来るトラブルが。私に恋愛というものがリスクでしかないように思わせる。 もう何も知らない小娘ではないのだ。 食べごろはもう、過ぎている。
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