講義への情熱🌹とゼミへの熱意と試み

1/1

7人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ

講義への情熱🌹とゼミへの熱意と試み

・当時の授業では、国際政治に関することで、他国でミサイルが発射されたり、ドイツの首相が移民政策について語る度、新聞に記載される度にタイムリーに毎週講義をしてくださる国際関係論の教授がいて。 みんなで、いっしょに考えてみようという試みで100人近くいた科目で、広い教室だったのですが、当時のわたしは知識も足りないのに教授や周りの同期生と熱く語る……ディベートというか、自分の意見を伝え合うことに情熱を捧げていたので、毎回最前列のど真ん中(ドセン)で講義を受けていました笑 毎回とても緊張して、教授にマイクを渡され話すのは冷や汗がどっと背中を伝うほどの緊張があるのですが、どうしても自分の意見を、見方を話してみたいなと思う機会が多くて。毎週、個人的にですが反省と見直しの繰り返しをしていました。言いたいことがあっても、緊張してうまく言葉にできないこともありました笑 でもでも、その教授のゼミに入って、と〜っても新しい学びに触れることができて楽しくて。その教授は、お母さん世代のご年齢なのですが、着用されているフレアスカートがスーダンやアフリカの国のチャリティか何かのデザインの色とりどりのスカートで。毎週、今日は何色のスカートを着用されるのかな〜と楽しみで! ドイツの専門家だったので、文化論について詳しく教えてくださりました。  ゼミの子と2人1組でレジュメを作成して、15人ほどいるゼミ生と議論することがあるのですが、文字がびっしりで、日本語が難しい(1部海外の言葉をなんとか日本語に翻訳している。日本語の原語にない概念なので、和訳不可の)本を数冊購入して、1章ずつみんなで読み解くのですが……新書よりもちょい難易度高い感じの、文字がびっしりで、正しい日本語のはずなのにパラグラフが、文脈が読み取れなくてみんなで頭を悩ませる本があって。  読んでてももう辞書引きながら言葉を読み解くので、パズルみたいな感じでなかなか理解に時間がかかってしまい……ペアの子と教授と相談しながらなんとか完成させたレジュメを褒めてもらえたときの喜びはたぶん一生忘れないと思います。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加