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勝手に自分の学びたいことを研究する毎日~アラスカ編~
その大学に入って、と〜っても学びたいことがあったので、時間が許す限り入学してからこつこつ自学習に打ち込んでいました。幸い、大学の図書館は蔵書数も、そのジャンルも読み物も豊富で困ることはなくて。
図書館が1つの建物として独立構築されているのですが、Goodデザイン!!(・ω・)b賞みたいなのを受賞しているらしく。球体みたいな小会議室がいくつかあって、外観がきのこみたいなところで10人近くでゼミをやったりしてました。外からは透明のため丸見え。
自分はアラスカ原住民の方の生活に関することを学びたくて大学へ入りました。
当時はグローバリズムが現在進行形で進んでいる時代ですので、それ関係のことが多くて。AIやIT産業進出……いざ参らんというご時世で。
そんな中、アメリカ最後のフロンティア(アメリカ植民地化が進み、西へ西へと地図を広げていく西部開拓時代が大好きなのですが)と呼ばれているカナダのお隣にあるアラスカというアメリカの飛び地の州にものすごく興味があって。
現代も、アラスカ原住民の方、今はインディアンと言う言葉は差別語とされているので、ネイティブアメリカンと言うみたいです。エスキモーの方や、アザバスカンインディアンの方、狩猟を元に氷河の湾岸や雪山で生活されてる原住民の方も多くて。まだまだ未知なる大陸への冒険心といいましょうか。研究が盛んに行われている土地なのです。
特に、温室効果ガスのもたらす環境破壊への影響がアラスカ地域は多くて……環境学問が盛んに行われ、研究され、アラスカへの生物、人々への環境破壊に待ったをかけるべしと日夜専門の方が研究されている地域です。
アラスカは白夜もあったり、オーロラが高確率で見やすい観光地として有名ですね。
びっくりしたのが、アラスカの1部の地域ではオフィス勤めの方などは白夜の期間は日が長かったり短かかったり、外の明るみに合わせて会社の出勤時間自体が変則的なようです。
仕事に人間が合わせるのではなく、自然の現象に人間が合わせるという仕組みがこれまた面白いなと思いました。
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