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「その呪縛、俺が忘れさせてあげるから安心して。朱里はただ気持ちよくなってくれればいいから」
優しくそう囁かれ、俯いた私の額に口付けが贈られる。
その彼の温かさに、胸の奥が熱く震えた。
「好きだよ、朱里」
「私も」
愛を囁かれながら唇を重ねる。
互いの舌を絡めていると、光希の指が私の蜜壺に触れた。
ちゅぷ、と愛液を絡めた指がゆっくりと挿れられる。
「ふぁ……っ、んうっ、あんっ」
膣壁を撫でるような抽挿されると、私の口から嬌声が溢れ漏れた。
彼の指がナカを擦る度に電撃のような快感が体を走りビクビクと跳ねる。
弾けそうな快感が下腹部の奥へと溜まり、もっと触れて欲しくて堪らない。
「光希、あの……」
胸まで真っ赤に染めながら彼を見上げると、こくりと光希の喉が動いたことに気が付いた。
彼も求めてくれている。
その事実が嬉しくて下腹部が収縮し彼の指を締め付けた。
おもむろに彼が指を抜き、かさりと避妊具を取り出し装着する。
そして光希のソレが蜜口へとあてがわれた。
「挿入るよ」
「ん、……っ、ぁッ」
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