2.理解者

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幼稚園に通い始めた私はある日園からもらった保護者へのプリントを母に渡すのを忘れ、 翌日になって慌てて母に渡しました。 すると母はそれを受け取るなり私を激しく怒りました。 「なんでこんな大事なこと忘れるの?! お母さんが知らなかったことで人様から馬鹿にされたらどうしてすれるの?!!」 大声を張り上げて机を何度も叩き 正にその様子は怒髪天そのもの。 「私を困らせて楽しい?!」 母はそう言うや足早にガラステーブルにあったテレビのリモコンで力一杯私の顔を叩きました。
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