291人が本棚に入れています
本棚に追加
弱っていた私にとって、まっすぐに努力し続ける彼女の姿はとても眩しくて美しく映った。
こんな女性に愛されたい、彼女を振り向かせたい、修練場に通えば通うほど釘付けになり、私の中でシャルルへの気持ちは揺るぎないものになっていった。
知り合ってからも彼女の全てに惹きつけられ、もう気持ちを隠す事など出来ないところまできてしまったから、懇願するような形で彼女にプロポーズをする。
「シャルロッテ・オーランドルフ嬢、君の全てが愛おしい。まだまだ未熟な当主だけど、こんな私とどうか結婚してほしい」
最初のコメントを投稿しよう！