12.※

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 しかし何を思ったのか、シャルルの手がおもむろに私のズボンの中に入り込んできて直接触れてきたのだ。  「あ、直接は、ダメッ…………くっ……あ、あっ」  「気持ちいいのですね……もっと私で気持ち良くなってください」  熱を帯びた目で私を見上げてくるシャルルに私の理性はあっという間にのまれてしまう――――彼女に顔を引き寄せられ、唇を塞がれながら彼女の手によって絶頂に押し上げられていくとは想像もしていなかった事が現実になり、頭が真っ白になっていく。  気付けば彼女の手に自分から下半身を押し付け、気持ち良くなろうと動いていたのだ。    「ん、ふっ……んんっ…………は、ああ、シャルル……愛してるっ」  「アルフレッド様……んっ……わたし、も……っ」  「あ、出るっ………………~~~っ」    私は夢中で愛する女性の手の感触に酔いしれ、彼女の手によって爆ぜた。
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