12.※

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 夢中で快楽に溺れているシャルルに「フレドって呼んで」と懇願してみると、私にしがみ付きながら必死に呼んでくれたのだった。  私の名前を呼ぶ事にも抵抗があったシャルルが愛称で呼んでくれた事が嬉しくてたまらない。  咄嗟に私も彼女が両親に呼ばれている愛称でシャーリーと呼ぶと、まるで喜んでいるかのように膣内がきゅうっと締まった。  ああ、シャーリー……なんて可愛い人なんだろう――――彼女は感情表現があまり得意ではないと自分で言っていたけど、いつも体が反応している事を自分では分かっていない。  照れている時は肩まで真っ赤だし、焦っている時は顔色がすぐに変わるし、とても分かりやすい人だ。  本人は全く自覚もなければ、そんな自分の魅力をまるで分かっていない。  純粋なのだろうと私は思っていたし、そんなところも堪らなく好きだった。  私に乱されている時まで体が反応して応えてくれるなんて、可愛すぎるな……だんだんと膣内は痙攣し始め、イク時が近いのが分かると私の指も激しさを増していく。  「あ、あ、んっフレ、ド……だめ、また、キちゃうっ……あ、あっああぁ!」
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