13.※

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 ずっとソファで行為にふけっていたので、ここなら騎乗位の方が入れやすいかもしれないと思い、私の上に跨る状態にさせて彼女を安心させる為に目を見て愛を囁いた。  「大丈夫だよ、ゆっくりでいいから……シャーリー、君の全てを愛してる」  紛れもない私の本心…君と結ばれる日をどれだけ夢に見たか。  早く入れたいけど、入れてしまえばもう止まることは出来ないだろうな、と思う自分がいる。  私の言葉を聞いて意を決したシャーリーはゆっくりと腰を下ろしてきた。  彼女の蜜口から溢れる愛液がくちゅりと音を立てた時、私の背中がゾクリとして体が震えだす。  早く欲しい、早く……呼吸が荒くなっていくのが分かる…………獣じゃないのだからと必死に自分に言い聞かせていると、彼女の方から私の口を塞ぐように性急な口づけをしてきたのだった。  「んっんん、ふっ……ん……」  口が塞がっている為、くぐもった声しかだせずに与えられる快楽に耐える時間が続く…………キスをしながら彼女からの匂いに包まれた私は最高に幸せ者だった。
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