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01. いいねの数だけ創作者が好きなだけ語れる質問シート
まずは手っ取り早く、創作語り系のテンプレを探しました。
見つけたのがこちら。
ここはTwitterではなくエブリスタ。
当然いいねも何もされていないわけですが、質問の内容と量がちょうどよさそう、ということでお借りしました。
配布元を探したのですが見つからず、この投稿をもって使用報告とさせていただきます。
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1. 作業環境を教えてください。
これはPCやソフトのことかな?
MacBook、mi(テキストエディタ)、OpenOffice(文庫用テンプレ)、Photoshop(表紙やお品書き作成)
2. やってる創作について教えて!
明治初頭風似非時代小説『玻璃の庭』を連載中です。
いちおうBLですが、商業作品のようなサービスは皆無で、一般文芸に近いです。
3. 作業中絶対にないと困るものは?
PCさえあれば問題なく作業できます。
4. 作業中別のこと(音楽聴いたり)はできる?
周りの音を消すために、環境音(雨の音、カフェの音など)を聞くことがあります。
5. 役に立つおすすめの本や道具を教えて!
Webの類語辞典をよく使います。
6. 逆に自分には不要だったなという物は?
とくにありません。
7. 現在の作風に影響を与えたものがあれば
※いずれもBLではありません。
*銀河英雄伝説(小説)
私のSF好き、軍隊もの好きを決定づけた作品。
よく「壮大なスペースオペラ」と紹介されていますが、私の印象は「仕事で戦争をしている人たちの群像劇」です。
長くて重い話は苦手、という方には、まず『ユリアンのイゼルローン日記』をおすすめします。
*藤沢周平の時代小説(小説)
『暁のひかり』や『驟り雨』など、市井の人々を描いた作品が好きです。
情緒があって読みやすい、さらっとした文体は私の目標です。
*杉浦日向子の江戸関連書籍(エッセイ・漫画)
私の江戸風俗に関する知識は、ほぼこの人の作品から得たものです。
漫画では『百日紅』や『東のエデン』。イラストエッセイの『江戸アルキ帖』は棺桶に入れてほしいと思っています。
*小林清親の光線画(版画)
ごく最近知ったばかりの、明治の浮世絵師。
明治10〜15年という、まさに私が書きたい時期の東京を、光と影が美しい版画に残しています。
画集を購入してからは、自創作の舞台がこの人の絵で思い浮かぶようになりました。
*タクティクスオウガ(ゲーム)
まだ小説を書いてもいなくて、よくあるファンタジーの設定的なものをぼんやり考えていたころに出会いました。
「主人公は善人でなくていい、ものがたりは美しくなくていい」というのを強烈に叩き込まれた作品です。
*コールドケース(海外ドラマ)
警察ものですが、派手な撃ち合いなどはなく、静かな話です。
この作品の特徴である「登場人物が一瞬過去の姿に見える」という演出が大好きで、いつか文章で再現してみたいと思っています。
8. アイデアが浮かぶ場所/時間/行動は?
休日前の夜は開放感のせいか、脳が活性化する気がします。
9. モチベーションが上がらない時何かする?
創作系のお品書きや「(イベント名)で買った本」系のタグを延々ながめます。
自分でも何かやりたくなります。
10. 眼精疲労や肩凝りとどう戦ってる?
あまりにも眼にキたときは、いったん電子機器から離れます。
肩凝りはもうどうしようもないな……
11. こだわってるのでここ褒めてポイント
光の角度や湿度、花や木や虫、食べものなどで、季節・天気・時間を表そうとつとめています。
12. 自分の作品の好きなところ
BLのセオリーやトレンドを無視して、自分のヘキだけつめ込んだところ。
和風、軍隊(軍学校)、体格差、執着攻め、強気受け……とてんこ盛りです。
また、「スパダリに見えていろいろポンコツな攻め」と「心がタフで包容力のある受け」という構図も大好物です。
13. どの作業が一番楽しい?
一つの話をほぼ書き終えて、細かい修正をしているとき。
あとは、紙本データの仕上げ作業。
14. 好きなテーマやモチーフはある?
和風な話、軍隊や警察組織を舞台にした話が好きです。
15. 自分や自創作のテーマソング決めて教えて
とくにありません。
16. 創作する上で特に気をつけていることは?
作文の基本ルールを守る(句読点、字下げなど)。
自分がイメージできないものを上っ面だけで書かない。
17. 今後習得したいことや目標
うまくなりたいにはちがいないですが、プロを目指す人の「うまくなりたい」とはちがうと思います。
自分が満足できるものを書けるようになりたいです。
18. みんなに通って欲しいオススメの作品
とくにありません。
19. この機会に語りたいことがあれば
私はBLにかぎらず、恋愛をメインにした作品が書けません。
読み手としても、メインストーリーは別にあって、そこにBL(またはブロマンス)が含まれている作品を好みます。
おそらくこれは、私が商業BLをほとんど読んだことがないからです。
最近ぽつぽつと読んでみて、そのサービスのよさに驚きました。
メインストーリーはイケメン同士の恋愛、小難しい背景はなく、一冊最低4回はあるお色気シーン。
商業だからサービスがいいのはあたりまえで「何を言っているんだ……」と思われることでしょう。
が、非BL作品の、ありもしない行間に目をこらしてきた私は「アッアッそんなにサービスしていただかなくても、アッイエイエ、ここから先の妄想は自分で……」と落ちつきをなくしてしまうのです(面倒なオタク)。
そんなわけで、自分の作品は「BL寄りの一般文芸」または「とてもサービスの悪いBL」だと思っています。
自分が落ちついて書いたり読んだりできるのが、このラインなのかもしれません。
20. みんなに教えてもらいたいこと。
創作する方の創作語りが好きなので、まさにこういう話を聞いてみたいです。
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以上、読んでいただきありがとうございました。
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