2番目の歌
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男が何を訪ねても少女は小さく首を横に振るだけだった。 「、、大丈夫。」 男がちょうど20回ほど少女に話しかけたときに、やっと彼女は手に抱えた少し汚れたぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながら返事をした。 「そうか、いや~でも疲れたよな。次の町までけっこうあるって聞いてはいたがまさかここまで遠いとは。」 男と少女は草のほとんど生えていない荒野をもう数日間も歩いていた。
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