2番目の歌

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2人は荒れた岩場を進み続けていた。 男は岩に足を取られて何度か転びかけたが、少女は胸にぬいぐるみを抱き抱えているのに軽い足取りでひょいひょいと岩場を超えていく。 (相変わらず大地に愛されてるな、まぁそれがこの娘の運命なんだろうけど。) 男は時々、後ろの少女を振り返りながら岩場を進む。 少女は遅れることもなく男の少し後を付いていく。
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