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BLにおけるエロを考える
まず、私のエロに対する解釈から暴露していきたい。
世にはびこる男同士のLOVEロマンスには多くの場合、性行為がつきまといます。
我々がエロを求めてるからレーベルもそのようになるのです。
お前ら、エロ見たいんやろ。ゆーて。
はい。見たいです。
しかし、それはエロ本としてであり、真面目な経緯などは全く求めておりません。(個人の感想です)
世にはエロくもあり、話も一級品であるとされる商業BL作品もありますよね。
確かに話も一級品だとうなたっとしましょう。ですが、私個人としてはエロが絡む時点でなんだか冷めてしまうのです。
結局はエロするためのキャラなのね。と、斜に構えてしまう。
多くの商業BL作品では、性行為とはフィナーレで、素敵な物であり、攻めの腰振りはカッコイイ雄として扱われます。
私にとっては全く、全くもって理解しがたいことです。
もう一度言います。
理解しがたい。(クソデカ思想)
おばあちゃんがスイカに塩を振った時の衝撃に近い、理解のしがたさです。
さらにおばあちゃんはその塩味のスイカを美味いと言って食べるのです。
私はおばあちゃんが塩を振ったスイカを目の前に、嘘やろ?! といった気分になるのです。
もちろん、おばあちゃんはいくらでも塩を振ればいいです。ただ、私は振らないよ。というだけのことです。
私が自身の作品でエロを扱うとしたら、生活の一部として扱います。
もしくは、この2人が性行為をする。ということに特別な意味がある特殊なお話を一から作ります。
性行為とは汚いものだと思います。
そして、攻めの腰振りはなんだか必死(笑)だし、性器のサイズがデカいことを誇らしくしている男というのは滑稽極まりないです。
それを素敵だネとうっとりしてる受けもアホです。
性行為とは、人んちのゴミ箱を見るくらいどうしようもなく生活なのです。
そういう意味で、BLのエロとは愛おしいものだと思います。
それでは、生活臭プンプンの性行為が含まれる拙作『変わっていく世界、変わらない想い。』を添えておきます。
作品URL→ https://estar.jp/novels/26204496
高校生の頃から付き合いだして、交際8年目の熟年カップル。
社会に揉まれてくたびれたり、かたや夢追い人の恋人に振り回されたり。
ライフステージが変わっても2人の愛は不滅です。
私はこの作品ではじめてエロを書いたのですが、なんと、書いてて全く楽しくないではないか。
エロは閲覧数が伸びやすいので書こうと思いました。
これも連載するつもりでしたが、エロを書くのがあまりにも楽しくなさすぎて、もうしばらくは書きたくないですね。
私はクソ真面目に作文をしているというのに、キャラ2人は熱々に盛り上がっちゃってて、私は置いてけぼりを食らうのです。
キャラとテンションが噛み合わない。苦痛です。
人が書いたもの見るのが好きなのは当たり前ですが、自分で書くのはサッパリでした。
しかし、書き上がった自分の書いたエロは悪くはないと思います。良いかはちょっと分かりませんが。
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