二次創作の良さを二次創作にハマらない人が考える

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二次創作の良さを二次創作にハマらない人が考える

 本題に入る前に、私が最近読んだ商業BL漫画のお話をさせてください。  ツイッターで激エロだったため、秒で電子で買ったのですが、ストーリーがメインだったんですよね。  エロが見たくて買ったのに、ストーリーが面白すぎて、「これエロいらんくないか?!」になってしまった。  私は以前、「エロのために作られたキャラにイマイチ感情移入しきらん」といった旨の思想を語っていたのですが、あの。すみません。普通に楽しんでたよ。  ただ、エロすぎんだろこれ!という昂りのピークは、第一話を超えることはありませんでした。  ストーリーに重きが置かれてたので、ラストの性描写が、ほとんど顔アップの幸せなキス♡がメインで物足りなかった(煩悩のかたまり)  もっと、体を、もっと局部を、エロい受けの体を、見たかった………(やはり、エロ本と思ってる)  ま、話オモロかったし、なんか二人とも幸せそうやしいっか!  と思えちゃったんですよね。  私はこの漫画を買って良かったなーと思えた。  それが、今までの私では考えられないことだったので、ご報告をさせていただきました。ご拝読ありがとうございました🫰 ◇◇◇  まず前提として、ここでの二次創作とは、BLの二次創作のことを指します。  さて、私が思う二次創作の良さとは、  絶対にそんなことをしない人達が、そんなことをしているのが見れる  という所にあると思います。  そりゃ、そうか。  原作でのキャラ達は、いわば私達が現実世界で出会う道すがらの人だと思うんです。  例えばコンビニの店員さん、例えば職場の話したことないAさん。  ボク、エロいことなんて知りませんキャロル㌔?  的な、すまし顔で日常生活をおくる原作のキャラ達が、二次創作でそういう事をしてくれてたら、「あー!私、見ちゃいました!(覗き魔)」といった気分になれる。  一方でBL作品とは、私たちにエロを披露してくれちゃうんです。良くも悪くも。(良いだろ別に)  セクシー女優さんの乳首はググれば見れますが、浜……美波の乳首はどこにもないんです。  やはり私は、エロをありがたがりたい。    いや、もちろん惜しげもなくエロを披露してくれることも嬉しいが、エロをありがたがりたい私というのもたしかに存在するのです。  私が二次創作にハマらないのは、単純に『んなわけない』からです。  エロ同人を瞬間的に見るのはエロがれるのですが、私の脳みそは思いのほか冷静沈着で、「んなわけあるかいな笑」とエロ同人にツッコミを入れるのです。  なので私は、ゲ謎の映画を寝かせています。  水……の枕営業の漫画をまだ見てたいから。
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