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中学の間、学校に迎えに来てくれたのは、烏だった。 小学の時、学校と煌蓮総本部の往復だけだったのは、送り迎えが大和と涼のどちらかだったからで、烏が迎えに来るようになって、色んな場所に連れて行ってくれた。 と言っても煌蓮がある街の中だけど、3年間で街の全体を把握出来る様になった俺は、烏の配下の奴等にも会った事もある。 それに烏に情報を渡しているホームレスの奴等のも会った。 『俺の代わりにコイツが来た時は頼む』と言って頭を下げた烏を見て不思議な気持ちになったのも確か。
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