136人が本棚に入れています
本棚に追加
その日、学校から烏の巣に戻った俺を待っていたのは、烏。
『着いて来い』と言われ、烏の後を追う。
連れて来られたのは、俺専用の出入り口。
『開けろ』と言われ、暗証番号を入力してからドアを開けた。
そう言えば現在3階建てのビルを建設中だった。
「ビルが完成したら、塀の位置を替える。
その後、てめぇの配下の奴等を歓迎してやる」
烏はそう言った後、踵を返し自宅があるビルへと歩いて行く。
その後ろ姿は、いつだって大きく感じる。
最初のコメントを投稿しよう!