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翌日の夕方、タクシーに乗って向かったのは、莉子の実家。
健太の話しでは、莉子の母親は18時には帰っていると言っていた。
インターホンを鳴らすと『はい』と聞こえ『ご無沙汰しています。中村大和です』と答えた俺。
帰ってくれと言われると思っていたが、暫くすると玄関のドアが開き『中へ』と迎えてくれたのは、莉子の父親だった。
開閉門を開け、敷地に入り、開閉門を閉めた俺は、玄関へと足を進める。
玄関の中に入った俺に、スリッパを用意してくれた莉子の父親はリビングに案内してくれた。
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