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「私が烏に出会ったのは、17歳の時で4月生まれの烏は18歳。 そして5月生まれの大和も6月生まれの涼も18歳だった。 その時に知っていたら、烏はどうしたのかは、私には分からない。 それでも、自分を責めている。 だから私は大和の息子を我が子の様に大切にしたい」 蝶の瞳から一筋の涙が流れたのは、生きたくても生きる事が出来なかった健太の母親を思ってだろう。 だからこそ、健太を大切にしてくれるはずだ。 我が子同様に。 そんな風に思っていた俺は予想してなかった。 烏が健太に頭を下げるとは……
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