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「ひょう」 「ひょうにぃにぃ、かえったのか?」 烏の巣に戻れば、最初に俺を見つけるのは羽生だが、迎えの言葉になるのか分からねぇ言葉を言う杏珠。 「宿題は終わらせたか?」 俺の問いかけに強く頷いた羽生と『おわったとおもう』と答えた杏珠。 「みてやるから宿題を終わらせろ」 「やりたくないきもちが100せんとだびょーん」 「飯抜きだな」 「しかたねぇな」 羽生は言葉数が少ない。 杏珠はよく訳の分からない歌を歌い、烏と俺の言葉使いを真似る。 まぁ、いつかは普通に話せるだろうと思っている俺も杏珠に甘いのかも知れねぇ。
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