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「てめぇがアイスぼうか?」 煌牙の父親に似ている杏珠の言葉を聞いて『アイス棒じゃねぇ』と答えたのは、煌牙。 「ちっ!なんだ、くえねぇのかよ」 どうやら口が悪いみたいだ。 「んで、てめぇのなは?」 「健太」 「ひねりがねぇな」 興味をなくしたのか、ダイニングキッチンを出て行った。 「杏珠は烏の言葉使いを真似るんだ」 「直す様に言わないのか?」 「無理に直す必要もねぇだろう。 杏珠の良さが消えてしまうからな」 煌牙の家族の事だから、それ以上口出しはしなかった。
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