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「健太は大和に似てるね」
プライベートルームにあるキングサイズのベッドサイドに腰掛けた玲は、港湾の方を見ている。
その隣に腰掛け、肩を引き寄せた。
「後悔しても過去は戻らねぇ」
「そうだね」
「だからこそ誓う。
同じ間違いはしねぇと」
「涼はどうなのかな?」
「アイツは大丈夫だ。
脳を使う事を知らねぇからな」
「拓海は?」
「さぁな」
拓海は玲に惚れている。
だが、胸の奥に気持ちを隠すのが上手い。
「健太の母親の墓参りに行きたいかも」
『あぁ』と答え思う。
煌牙と健太が居るなら、煌蓮はまだまだデカくなると……
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