137人が本棚に入れています
本棚に追加
/240ページ
飯を食い終えた健太を用意された部屋に案内してから、烏の仕事部屋に移動し、そこでパソコンを操作している烏に礼を言う。
「烏、健太の事、ありがとう」
俺の言葉を聞いてパソコンから俺へと視線を移した烏。
「大和と涼とはガキの頃から一緒に居たが、煌牙と健太はちげぇだろ?」
そう言われ『あぁ』と答えた。
「常に一緒に居る事で、自然と考えている事が分かるモンだ」
烏の言う事は正論だ。
健太と出会ってから、まだ1年も経ってねぇ。
だが、烏と大和と涼は違う。
ガキの頃から一緒に居たからこそ、烏の考えている事を理解し、烏の指示がなくとも、大和と涼と拓海は煌蓮を動かしている。
最初のコメントを投稿しよう!