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俺の左側を歩く煌牙は、制服姿。 ずっと私服姿しか見ていなかったから不思議な感覚だ。 廊下を歩き、エレベーターを使い1階に下りた。 足を進めリビングに先に入った煌牙に続いてリビングの中に入る。 「涼、今日から犬が学校の送り迎えをするから、補佐をよろしく」 煌牙の言葉を聞いて『ん?犬って誰だ?』と聞いたのは、父さん。 「健太の事だ。昨日、羽生がつけた」 「って事は、決定だな」 そのやり取りを聞きながら、リビングの中を見渡す。
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