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三匹の龍までプールに飛び込んでいる。
「♪~バーベキュー、バーベキュー、あんちゃんは、にくがくいてぇんだよ~、とっころもしがあれば、しあわせなんだぜ~♪」
プールの脇に座り歌うのは、杏珠。
羽生は杏珠の隣に座って知恵の輪をしている。
「仲良しなんだな。
羽生と杏珠は」
「あぁ。性格は正反対だが、人見知りなのは、杏珠の方なんだ」
羽生と杏珠が見えるプールの脇に健太と座り、2人を見ながら、会話している。
「迎えの方は?」
「俺は羽生で、涼さんが杏珠」
「羽生は言葉数が少ないが、何が言いたいかは自ずと分かる様になる。
問題は杏珠だ。
自分の気持ちをはぐらかす癖があるからな」
「注意人物って事か」
「まぁ、変化があれば黒戌が動くより先に忍星が動くだろう」
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