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恒例のBBQの準備を始めたメンツ達。
「今からBBQをするから黒戌も手伝え」
立ち上がると『ひょうにぃにぃ』と呼ばれ、振り返ると杏珠がこちらに来るとこだった。
「あんちゃん、とっころもしがくいてぇ」
「大和に言ってやる」
「ねぇねぇはぷっち」
「あぁ。分かった」
杏珠は踵を返し羽生の方へと歩いていく。
「今ので分かったのか?」
「あぁ」
「俺には意味不なんだが」
「とっころもしは、とうもろこし。ぷっちはプチトマトなんだ」
いまだに、とうもろこしが言えない杏珠は、たぬきもためきと言うが、学校ではどうなんだか?疑問に思う。
杏珠の学校での生活は忍星に任せてあるから、報告をしてくるまで待つだけだ。
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