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何気に烏の方へと視線を向けると、蝶の隣に座り何かを話していた。
2人が会話する姿は、ある意味プレミア。
「珍しいな」
その声が聞こえ振り返ると大和が居た。
『もしかしたら良からぬ事を思いついたのかもよ』と返して、健太と肉と野菜を焼き始める。
烏は、たまに、極たまに、悪戯をしたがる。
それは、蝶を驚かす為の時だが、今回は違うみてぇだ。
なんて思いながら、ひたすら肉を焼き紙皿に乗せる俺はまだまだ未熟だ。
これからも烏の意見を聞きながら、俺なりに煌蓮を動かせば良い。
自分自身を信じて……
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