135人が本棚に入れています
本棚に追加
/240ページ
父さんが熟していた仕事を、全て教えてもらい、父さんの代わりに、煌蓮の中村として、警察や業者に俺が連絡する事も増えた。
それと同時に、高校を卒業した煌牙とメンツ達を従え、街外れの警備をするのも日課になっている。
煌牙名義の新しいビルの完成日の夜、煌牙の父親を媒酌人とし、煌牙と俺は兄弟盃を交わした。
そして煌牙の父親とも兄弟盃を交わした。
「黒戌、てめぇは黒の豹の指示なくとも、俺の指示がなくとも、時に独自の判断で行動出来る。同時に俺の指示がなくとも行動出来るんだ」
煌牙の父親にそう言われた時、正直、意味が分からなかったから、1階に下り、リビングでパソコンを操作している父さんに聞く事にした。
最初のコメントを投稿しよう!