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20歳になった日、俺は烏と親子盃を交わした。
媒酌人は、烏の父親であり、俺の爺さんでもある貴島組組長。
これにより、俺は貴島組若頭代行として、警察に提出する貴島組の組員名簿に載る事になる。
「世の中から見たら、俺達は悪だ。だからこそ、道を極める努力をすんだ。命が尽きるまでな」
そう教えてくれたのは、爺さんである貴島組組長。
先に煌蓮総本部に帰った烏は爺さんを嫌う。
だが、俺は嫌いだとは思わねぇ。
寧ろ、極道としての生き方を学ぶ必要があると思っている。
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