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「俺は、母さんが居なくても、祖父ちゃんと祖母ちゃんが居てくれた。
これからだって、祖父ちゃんと祖母ちゃんと暮らす」
母さんは居ないけど大切に育ててくれたのは、俺が1番分かっているから、家を出る事は考えてなかったんだ。
この時は。
「莉子のお墓は、何処にありますか?」
煌蓮の中村大和の言葉を聞いて、寺の住所と名前を書いて、祖母ちゃんは渡していた。
「俺が出来る事があれば、なんでもします。
なので、これからも健太の事を、よろしくお願いします」
俺と祖母ちゃんは、煌蓮の中村大和と携帯の番号を交換した。
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