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烏は、いつだって、家族を大切にしている。
烏は、いつだって、仲間を大切にしている。
烏は、いつだって、妻である蝶を1番に想っている。
そんな烏が、俺の憧れの存在だった。
いつの間にか、烏の様に、この街のトップになる事が俺の夢になっていた。
小学の高学年と中学の時には、それなりに女に告白もされた。
だけど、全てウザいだけで、女に興味がなかった俺。
そんな俺が、童貞を卒業したのは、高1ん時。
相手は、風俗の年上の女。
数回通ったが、身の上話しをする様になった女に同情も湧かなかったし、それからは行かなくなった。
俺は、蝶の過去を知っているから、どんな事を話されても、可哀相だとも思わねぇ。
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