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こうがと待ち合わせした場所に行くと、今日は俺の方が早かった。
少ししてバイクの音が聞こえ、運転席から下りると俺の前でバイクを停めたこうが。
「俺、1人暮らしを始めてたんだ。
今日から俺の自宅で話そう」
「分かった」
「案内するからついて来い」
黒のアルファードに乗り込み、エンジンをかけ、道案内をする様に走らせる。
今まで親友と呼べる奴は居なかった。
いや、寧ろ自分から作ろうとしなかったのかも知れない。
だが、こうがだけは年下だけど、心を許せる奴だと思えた。
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